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ジョジョ五部妄想吐き出しブログ。 ギアメロ中心に暗チの妄想を語ったりSSにしたりします。 ちょっとぁゃιぃ妄想はワンクッション。
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以前からジョルフ、承花で個人的に思う合理的なお菓子の話を書いていて、そのままほっぽりだしていたのですが、あまりにも暑くてギアメロ熱がてっぺんに達したので、突発的に合理的なアイスの話を書きました。
チューペットをチューートップだと勘違い→チュートップ付けられないくらいのガリメロたん萌えw→ギアメロ♀ならこれもう将来祝福と結婚しかなくね!?
のトリプルストーム妄想が炸裂しました。よろしければどぞー

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合理的アイス(ギアメロ)


「あー、これ。」
ねね、ギアッチョ、これ見てよ。と子どものようなキラキラした目で名前を呼ばれて嫌な予感しかしないギアッチョだったが、返事をしないとしつこくしつこく呼ばれ、しまいにはぶち切れて延髄切りを食らわせ騒動を起こし、世話になっているリゾットやプロシュートに迷惑をかけてしまう遠くない未来を一瞬で予想したギアッチョがしぶしぶ声をかける相方の方に近づいていった。
さらさらのハニーブロンドの髪は太陽の下ではきらきらと音を立てて輝くのではないかというくらい綺麗で、雪のようなではなく、本当の淡雪で出来ているかのような白い肌は、ここ毎日最高気温を臨界突破し続けているせいか、ほんのりと頬を上気させているように赤らんでいる。
しかしそれが、外見を損なわせることなく、華やかな容姿をあどけなく崩し、コンビニにいる男子生徒の視線をさらに惹きつけていた。
「・・・・・・。」
それに加えて無邪気な笑顔、舌足らずな喋り方、甲高くない、どこか柔らかく、心地のよい声。非の打ち所のない完璧な彼女、に周りは見えているだろう。むしろ自分もそうだ。
周りがざわざわと煩い。あんなうずまきヘアーがサラサラストレートな美人捕まえやがって、リア充炎上しろなどという声も聞こえて来る。髪型はよけいなお世話だ。つうかそれは別に関係ないだろう。
これで喋る内容がまともならば・・・と、何度吐いたか分からないため息をギアッチョは小さく吐く。
「ねえ?ギアッチョはどうしたい?」
上目遣いで常温に置いてあったチューペットを手にして見つめられる、と、どこからともなく声なき醜い嫉妬に狂った悲鳴が聞こえた・・・ような気がした。

どうせ聞くだけ無駄だと分かっていても聞かざるを得ない。しつこく絡まれて、以下同文である。
だんだん、周りから聞こえてくる見当違いな嫉妬の声が耳障りになってくる。イライライライラとするギアッチョの前でメローネはチューペットの束を手に取りながら、これならスムーズに入るかな、などと不穏な事を言い出している。
「とりあえず聞くだけ聞いてやるが、何をナニに突っ込むつもりだ?」
「え?まだまだ暑いから涼しくなる趣向で、凍らせたチューペットを俺の・・・ぶふっ!!」
「何真っ昼間から公衆の面前で抜かしてやがるてめーわ!!」
あいつ彼女殴りやがった!しかも彼女、健気に脱マンネリを持ちかけたのに!ケツの穴の小さな男だな!彼氏なら変態プレイの一つや二つ容認しろよ!!つうか美人だけど変態www変態な金髪美人美味しいれすwwwwwwなどと、空恐ろしい声がギアッチョに襲いかかり遂に彼は頭を抱えた。
何だ今の世の中は!?ツラさえ良ければ中身は変態の痴女でもいいっつーのか!?つうかてめえら一度でいいから、コイツとじっくり腹割ってしゃべってみやがれ!そう言えば腹を割るってよお・・・
「ギアッチョ」
「あんだ・・・むぐ」
般若も裸足で逃げ出すような形相で関係のない部分にまで怒りを持って行きそうになったギアッチョの口に無造作につっこまれたそれは、氷メロンのアイスキャンディーだった。
「ゴメン。冗談だよ?機嫌直して?」
これはリーダー達のお土産に持って帰るんだ~と、いつの間にか買ってきたチューペットをカバンにしまい、自分も同じ氷メロンのアイスキャンディーの包みを開いて口に入れる。
ちなみに周りにいた、般若より恐ろしいギアッチョに比べれば脆弱な人間達だったギャラリーは、彼の形相にとっくの昔に裸足で蜘蛛の子を散らすように逃げ去っていたが、半径50メートル四方から、幸せそうな顔でアイスをくわえているメローネに腕を組まれて満更でもない表情で歩くギアッチョを見て、これからの時代は渦巻きパーマに赤縁メガネの時代だと、パーマ屋やメガネ屋に駆け込む男子がこの日から格段に増加したという。

「ところでオメー」
「ん?」
「俺の女と間違われてたぞ」
「えー」
おかしそうに笑うメローネだったが、最後のひとかけらのアイスを飲み込むと、メロン味のキスをギアッチョの頬に送る。
「別にいいよ。あんたのオトコだろうがオンナだろうが」
軽く伸びをしながら固まっているギアッチョの前に走り出してそして振り返る。


「あんたのそばにいるのが俺であるなら、なんだって。」


陽の光に溶け込むようにして走り去っていったメローネの後ろ姿を呆然と見送ったままのギアッチョが、我に返ってその後ろを追いかけて背中に蹴りを入れるまであともう少し。

はい、ギアメロ♀に見せかけたギアメロでした~。どこが合理的なのか頭を抱えるところですが、最初はチューペットだったのに後半からはアイスでもこいつらイチャイチャできるよ!な、かき氷メロン味のアイスキャンディーじゃねえかな?と思いました。

本当はヘタのアサフラも入れたかった。ふわゆる(外見と頭)な恋人を連れてる互いを見て、一瞬にシンパシーを感じて、ピシガシグッグッな彼氏たちwww
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